はとバス と TOMORROW
今日は父の命日です
さー何年たつのか
数えるのもめんどくさくなりました
そんな父
元気だった頃
私と “はとバス”に乗りたがってました
実家に帰るたび
「はとバス、どれにする？」
と、パンフレットやチラシをみせました
覚えてるのは
「講談師と行く吉宗 ツアー」
当時大河ドラマでやってました
吉宗関連のところを
講談師と回るツアーです
窓際、座りなよ と父
いいえどーぞ というと
悪いなぁ〜といいながら
どしっと座る父
講談師の話はとても面白く
とても楽しいツアーでした
増上寺の徳川家のお墓みたり
長命寺の柏餅を食べたり
講談師の歴史の話を聞いたり
楽しかった
講談師ってすっごい面白い！
そんな私、
今年の12月
やっと講談師のチケットをとりました
1人で行くけど
講談の面白さを教えてくれた
父と行くつもりで行ってきます
楽しかったね。はとバス
また行きたいね
また講談聴きたいね
とよく言ってました
父、講談師からのクイズ
「紀尾井坂の由来、知ってる人〜」
小さい声で
紀伊藩邸、尾張藩邸、井伊家があったから
と答えてました
手をあげなよっていっても
言わず、正確を講談師から出た時
ね、合ってたでしょ
の笑顔は忘れません
もう一つありました
父はこの歌が最高に好きでした
演歌しか興味がなかったのに
これ、最高の歌だ！と
言ってました
今日はこれを聞いて
父を思います
大好きだよ
お父さん
涙でるけど
明日はくるからね
こうやって
毎年、父の命日
過ごしてますが
あの日の事は
今でも鮮明に 覚えてるのです
全く褪せない あの日の記憶
父を看取った あの日
父を看取ったとき
母 姉 私 そしてうさぎのらん
悲しいというより
映画のような 夜でした
最後までお付き合い頂き
ありがとうございます
星読み屋 かおり
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