かえってきた涙
先日 何もしてあげられなかったと
お話した家族様
決していい意味での退院ではなかったけど
退院となる
家族と過ごす時間を選択した上での
お家へ帰る
帰れるんだね 何もしてあげられなかったね
と 思っていたら
家族の方が 私に会いにきてくれた
笑っていたけど
泣いていた
一緒に挨拶するはずの方は
私に会いに来ることはできなかった
けど 家族の方は
本当にありがとうございました
ん、頑張ります
と 笑って手を振って帰っていった
私も 手を振るしかできなかった
結局
私は 何も できなかった
同僚の方が
よかったね。かおりさんは
よくやったよ。あの話し合いにでていって
家族は 嬉しかったんだよ
入院しても 話し合いに参加してくれた
嬉しいかったんだよ
だから 会いにきてくれたんだよ
なんか 嬉しいような 悲しいような
私も 笑っていたけど
泣いていた
やっぱり
時期があるんだ
縁を活かすも殺すも
精一杯やるにも時期があるんだ
どうなんだろう
私は ちゃんとできたのかな
家族が会いにきてくれたのなら
できたのかもしれない
でも
もっときっと何か出来たはず
この笑い涙は
絶対に 次に活かすと決めた
あなたの 温かったあの手と
家族さまの笑い涙は忘れない
これからきっとたくさんの縁を
紡いでいくことができるのなら
今での経験を活かして
涙は 泣くためのものだけでなく
笑った涙に変えることのできるよう
顔晴っていこう
0コメント